事業再生の現場から!再生コンサルタント日記

2010年08月16日

リスケの延長は・・・?

たいていの中小企業は、銀行にリスケをしてもらったからには、
業績回復を目指して頑張ります。

しかし、リスケをしてもらったことで安心してしまうのか、
経営改善に取り組まない経営者や経営改善の努力をしたのに
何の効果も見出せない経営者もいらっしゃいます。

銀行は、リスケに応じても半年、1年と期間を区切って、その間の
経営再建計画の進捗状況をチェックします。

なぜかと言うと、きちんと再生計画を作成していて、実現可能性が
高く、抜本的な対策であれば、その会社の債務者区分を下げなくても
いい可能性があるのです。

つまり、従来は要管理先(不良債権)になったところが、要注意先に
留めておくことが可能なのです。

そうなると、銀行は、貸倒引当金の積み増し負担が、要管理先と比べて
要注意先にしておくことで少なくなるのです。

リスケの延長は、経営再建計画の進捗状況を見て判断することに
なりますが、進捗状況が悪いと債務者区分を引き下げなければ
ならないので、リスケの延長を断られる可能性もあります。
ただし、保証協会付融資は柔軟に対応している様子です。
(田中)



 

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