事業再生の現場から!再生コンサルタント日記

2009年06月17日

資金繰り表に一工夫

 資金繰り表は作る為に作る必要はありません。
使わないのに作る必要はありません。
使う為に作るのです。
 資金繰り表には、資金繰り実績表と資金繰り予定表があります。
どちらも大事ですが、実績の延長線である予定表がより重要です。
 一つは、社長さんの今後数ヶ月間の資金繰り特に支払予定をよく把握しておくことで、
早めに資金不足に対する手を打てます。
 もう一つは、リスケジュール等の要請をする際は、
特に銀行から資金繰り予定表の提示を求められます。

資金繰り表自体はその仕組みは単純です。
当月初の現預金
+当月中の現金収入
ー当月中の現金支払
=当月末の現預金(来月初の現預金)

これを一工夫すると、
当月初の現預金
+本業の収支(本業の収入ー本業の支出)・・・経常収支
+対銀行の収支(新規借入—返済)     ・・・財務収支
=当月末の現預金

銀行にリスケジュール要請する際も、銀行に対してこの資金繰り表で
「当面の見通しとして、本業の収支で生み出す毎月○○万円の資金で、
毎月□□万円の返済を続けると、いずれ資金が底を尽きます。
一定期間元本返済を猶予いただけませんか?」
とお願いすれば、銀行も状況はよく理解できます。
 もちろんリスケ要請に応じるかどうかは銀行の判断事となりますが、
単に口で「資金繰りが厳しい」といっても、
銀行はどこがどの程度厳しいのか分かりません。
 HP「お役立ち資料各種」にも、資金繰り表の例を掲載しておりますのでご覧ください。
(千々波)



 

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