事業再生の現場から!再生コンサルタント日記

2008年12月22日

フリーキャッシュフローを認識して債務の圧縮に取り組もう!

 12月20日日経新聞で「フリーキャッシュフロー」の
関連記事が掲載されましたが、
フリーCF(キャッシュフロー)とは、営業CFと投資CFの
合計額のことです。
 経営改善計画(事業計画)書を作成するに当たり、
「予定CF計算書」の雛形にて作成するのも一つの方法です。
 予定CF計算書において、
●営業CFとは、いわば本業の現金収支です。
再生を決意し、少なくとも本業では
(あるいは一部の事業では)十分やっていける
(存在意義)仕組み作りを模索する中小零細企業としては、
今後の経営改善計画(事業計画)において実現可能な
営業CFの継続的確保・拡大が不可欠となります。
●投資CFとは、投資活動の現金収支のことです。
設備投資が常時必要な会社においては、
通常投資CFは赤字(マイナス)となります。
再生を模索する会社であっても事業存続のために
最低限の設備投資(現金支出)は必要となります。
一方で、不動産の所有から賃借への移行、
遊休資産の処分、等の現金収入により身軽な体質に
脱皮することも求められます。
営業CFとの兼ね合いにより、
投資CFを適正水準に保つことが求められます。
●営業CFと投資CFの合計額(フリーCF)が、
財務CFに反映してきます。
すなわち、新規借入が困難である場合は、
借入金返済能力はフリーCFの範囲内となります。

 銀行からの新規借入のバーがいっそう高くなっている昨今、
それでもやむなく目の前の資金繰りを手当てするために
銀行あて新規借入依頼を重ねる必要もある一方、
根本的に「借入金は圧縮する」ものだと発想の転換も
極めて重要であるものと思われます。
 そのためには、本業で(営業CFで)稼げる仕組み作りが
最重要であり、
不動産等の資産構成の見直しによる投資CF改善とあわせて、
その結果蓄積したフリーCFによる借入圧縮に努めることが大切です。

事業再生.comのHP「ダウンロードお役立ち資料各種」をご参照ください。
→6.事業計画書・経営改善計画書
 【事業計画(資金計画・返済計画・設備投資計画)】雛型 例 
(千々波)



 

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