2008年08月28日
銀行は赤字決算をどう見ているの?
銀行が取引先企業の決算書で一番注目するのは、
経常利益が黒字なのか赤字なのか、はたまた金額は
どれくらいか、ということです。
実際は、赤字であっても、売上の水増しをしたり
費用を調整して黒字にしているケースが中小企業の
実態だと銀行員は思っているのです。
ですから、2期連続赤字ということは、「そこまでひどいのか!」
と思ってしまいます。これ以上、粉飾できないのかと考えてしまいます。
そうなると銀行は会社が潰れることを前提に貸出の保全をはかりに
いきます。格付けも2期連続赤字となると破綻懸念先に降格となり
貸し剥がしがはじまります。当然、新規融資はストップで手貸しが
あれば、折り返し融資には応じてくれません。長期の貸出があれば、
金利の引き上げや追加担保の要求と、いまのうちに利益を稼いだり
保全を確保しようと画策してきます。
重要なのは赤字の原因です。本業では黒字(営業利益段階)なら
見込みがあります。社長は銀行にしっかり説明するべきです。
(田中)
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