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2008年04月30日

資金繰り予定表は必要!

最近、事業再生.comは
府県の中小企業支援センターや商工会議所等公的機関のお手伝い
も進めております。
公的機関の個別相談においても、多いのが資金繰り予定表の相談です。

「資金繰り予定表は必要なの?」

資金繰り予定表は必要です。
社長の頭の中に、今後6ヶ月間程度の、必要資金の種類・額・時期、
その資金を手当てしなければならない時期・可能性、等がしっかりと
入っており、
かつ当面銀行に融資申し込みをする必要もなく、またリスケジュール
要請をする必要もないのであれば、必要ありません。

そうでなければ、
「○月に、○○に支払う資金として、○○百万円必要ですので融資を
申し込みます。」
「借り入れた資金の返済は、○月に、○○から○○の資金回収
○○百万が見込めるので、その資金で返済します。」
等の、資金調達・返済計画を資金繰り予定表で、銀行に示さなければ
なりません。
銀行が、資金繰り予定表の提出を求めなくて、融資・リスケが実現
すればそれに越したことはありませんが、それはあまり期待できま
せん。
「いつ、いくら必要で、いつどんな資金で確実に返済できる」と
いうことは、融資担当者の最も興味あるところであるからです。
(千々波)

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2008年04月29日

リレバン時代の金融機関との付き合い方

これまでの金融機関との付き合い方は、

@銀行との取引実績

A経営者個人の能力や個人資産の有無

B支店長との関係

C決算書

といった知識があれば、銀行と付き合えた時代でもあった。
自己資本比率の低い中小企業の経営者は、いつも慢性的に資金不足が
起こるような仕組みであるから、第一の仕事は資金調達である。

金融検査マニュアルが発表された現在の付き合い方は、

@経営者の魅力や取引実績は軽視

A決算書による債務者区分の確定

B債務者区分に応じた取引条件の決定

等、金融機関は決算書による定量分析を重視するように変わっている。
中小企業の経営者は、銀行からの資金調達を考えているのであれば、
決算書を重視して、赤字決算になりそうであれば、役員報酬のカットや
社長個人への貸付金を資本へ組み入れするなどして金融機関が融資をしやすい
決算書をつくっていくことである。
(田中)

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2008年04月23日

保証協会・政府系金融機関の債務免除

政府系金融機関(国民生活金融公庫、商工中金、中小公庫)は、
民間金融機関と違い、融資の返済が難しくなったときは、
貸出条件の変更には応じてくれますが、債務免除となると税金や郵貯等を
原資としているため、簡単には応じられないようになっています。

一方、保証協会は、返済が苦しくなると、据え置き期間を含む10年返済や
複数の借入金の債務の一本化等には応じてくれますが、破産または清算以前の
債務免除には原則的に応じてくれません。

保証協会へ金融機関から代位弁済される債権は、金融機関の期限の利益喪失後
に実行されますので、この段階で保証協会との話し合いは、どうやって残債務を
返済していくかということになります。

したがって、保証協会や政府系金融機関の債務免除は、法人及び個人が
破産などの法的整理で免責を受けたとき初めて確定しますので、破産等する
まで待たなければなりません。
(田中)

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2008年04月20日

収益物件を売る〜注意が肝要です!

銀行は返済が滞りはじめると、担保の売却を求めてきます。

本社の建物や経営者の自宅の売却はあとまわしにしますが、
賃貸物件を所有していれば、銀行は売却を催促してきます。

しかし、収益を上げている賃貸物件を売却すると、
その後の資金不足を引き起こす可能性があります。
ただでさえ苦しい状況で、確実な収入であるその家賃がなくなるのです。

考えてみてください!

賃貸物件を売却し、借入金の返済に充当しても残債が残り
(借入金が不動産の時価を上回る場合)、以降の返済額はなんら変わりません。
収益物件を手放すことにより、いままで以上に返済が苦しくなります。

銀行は不動産を売却するにあたり、一定期間は返済を考慮してくれますが、
その期間を過ぎればいままで以上に資金が苦しくなるのが普通です。
(田中)

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2008年04月15日

「資金繰り表」の大切さ!

日別に売掛、買掛などを計算し、営業収支を集計し、
これをベースに必要な借入、返済などの財務収支を明らかにします。
資金繰り表を作成することで、必要な資金が把握できるようになります。

意外と中小零細企業の経営者に作成されていない方が多いものです。

さらに、年間の資金繰り表も作成してみてください。
企業によっては、特徴があり、月々の収支の凸凹が把握でき、
今後の財務戦略を練ることができます。

事業再生の現場では、企業全体のおカネの流れをつかむ入口として
資金繰り表が欠かせないといえます。

経営者は、自社の財務状況を正確に把握することは、金融機関との
取引においても必要です。金融機関から新たな融資を受けるとき、
決算書や試算表を提出しなければなりません。

財務を把握するのは、経営者の必須事項です!
(田中)

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2008年04月05日

リスケ交渉の心得!

銀行にとって、リスケで借入金の返済条件の緩和をすることは
たいへんなことです。
リスケは、依頼すれば銀行が必ず応じるとは決まっていません。

銀行がリスケを承諾してくれなければ、会社も個人も破綻する!
その時は覚悟をするが、それまでは何としても説得するという
強い意思があれば、銀行にも通じるものです。

半面、交渉が失敗すれば、高利のお金を借りる人がいます。
借りても、当然返済できません。
いったん高利から借りると、ほとんどの会社は高利と縁を切ることができずに、
結局は自己破産につながってしまいます。

何時、どんな場合でも、勿論リスケが失敗しても、高利のお金だけは
借りてはなりません。銀行の借入返済ができないなら、最悪その返済を
止めて下さい。2、3ヶ月は銀行から支払い催促があり、競売や差押さえが
あるのは、もっと後です。

生き残る道は必ずあります!
間違っても、それらの芽をつぶす高利から借りてはなりません。
(田中)

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2008年04月01日

事業再生〜「がんばりすぎないこと」も大事!

介護・リハビリ等において、
よくご本人・ご家族の方に「がんばりすぎないこと」が大事だと
いわれております。

事業再生においても、「がんばりすぎないこと」と「どんなにがん
ばっても、もっとがんばらないといけないこと」とあります。

「がんばりすぎないこと!」
銀行の返済に窮して(高利などの)他から借入して銀行返済を
続けると、いずれ限界が来ます。
銀行に返済が厳しい状況をよく説明して、リスケジュール等の
協力を得ることです。
もちろん、担保提供している借入については、いずれ担保処分を
銀行から求められて、あるいは競売申立されて、親族等からの
買取資金の手当てができなければ、いずれは不動産を失うことと
なりますが。

「どんなにがんばっても、もっとがんばらないといけないこと!」
まさに本業・商売で稼いで、利益を出して、法人税を払って税引後
利益の一部を銀行に返済することです。
一部というのは、会社がさらに発展するための資金(設備資金等)も
確保しておかなければならないという意味です。

借金というのは、他から借りて返すものではなく、会社が生き続けて、
本業で、商売で稼いで返すものです。

社長の、時間的・精神的キャパシティにも限界があります。
「がんばりすぎてはいけないこと」に、社長が時間的・精神的に注力
しすぎないことと、
「どんなにがんばっても、もっとがんばらないといけないこと」には、
最大限に注力することが、必要だと思われます。

銀行の方が誤解しないように補足しておきますと、
もちろん、決して、銀行の借入金の返済は軽視してよいという意味
ではありません。
銀行宛返済を継続するためには、本業でガンガン稼いで税引き後利益で
銀行に返済するべく、会社が生き続ける事なのです。
(千々波)

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