2008年03月06日
どんな場合に、銀行は債務超過と判断するの?
「私の会社は自己資本が5億ある。」という社長の会社を
銀行の視点でみたら債務超過でした。ということがよくあります。
銀行は債務超過の会社は危険で融資どころか取引の対象にならない
とみます。
債務超過とは、負債が資産を上回った状態です。
決算書ではそうなっていない会社でも、問題は決算上の資産が
本当に価値があるのかということです。
冒頭に自己資本が5億円の会社が、実は債務超過だということを
述べましたが、資産を時価と比較したり、銀行独自の基準で
評価したら5億円以上の資産価値が目減りしていて実は5億円
どころか自己資本がマイナスだったということです。
資産をどう評価するのか?簡単に以下に解説します。
また、資産についても評価される資産、評価されない資産があります。
営業資産・・・原則、相手先別に信用力の程度を評価し、回収可能性に応じて減額します。
株式等・・・上場企業であれば決算時点での時価。
貸付金・・・貸付先の信用力によってはゼロ評価。
仮払金等その他・・・不透明なものはゼロ評価。
不動産・・・営業に使用しているものは簿価。但し、遊休地などは時価。
工場などで赤字の場合、減損評価するケースもあり。
中小企業の中には、借入金のなかに社長からの借入がある場合、
自己資本とみなして良いことになっていますから、負債の額が変わります。
上記を参考に、実態貸借対照表を作成してみると良いでしょう。
【メルマガ第16号 事業再生における「事業価値の評価」を御参照下さい。】
(田中)
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