事業再生の現場から!再生コンサルタント日記

2010年03月11日

銀行が納得する経営改善計画って・・・

経営改善計画を立てる際に、今後の売上予想を
過去3~5年の実績を見て、徐々に売上を増やしていく
計画案を出される経営者の方がいますが、
これはやめたほうが良いです。

過去の実績は、あくまで業績推移を見る材料に
すぎません。
しかも、ここ数年売上が減少しているにも
かかわらず・・・。

経営改善計画は、銀行が納得できるものでなければ
意味がありません。(銀行に提出する為)

自社の商品・サービスが、同業他社と比べて
どこが違うのか?
その強みでもって戦略を立案するとより説得力が
増すことになります。

まずは収益を細分化してみてください。
特に、中小企業では、何が儲かっていて
何が足を引っ張っているのかわかっていない
場合が多々あります。
これでは、今後どうしたら良いのか対策等を
出せるはずがありません。

お客様が買ってくださる、そこに強みのヒントが
あるのです。細分化し検証したら強みが発見できます。
そして、その強みを磨くのです。
(田中)

2010年02月22日

株式会社いろどりのセミナーに参加しました。

2月17日(水)~2月18日(木)の2日間
徳島県上勝町の
株式会社いろどり
のセミナーを受講してきました。
(いろどりのHP→
http://www.irodori.co.jp/own/index.asp  )

そうです。
事業再生.comが
3月6日に予定している
成功事例研究会の
事例企業です。

研究会のコーディネート役として
事前に
より深く
いろどり を知っておこうという動機です。

いろどりの横石社長の
「高齢者が多いのなら
おばあちゃんが活躍する場面を
作ってあげればいいんだ!」
という名言は知っていましたが、
受講してみて
それ以上に
社長の「プロデューサー」としての
きわめて高度なレベルを感じました。

同社の葉っぱビジネスには
儲けるためのいろいろな
「仕組み」が想像を超えて
あります。
(千々波)

2010年02月03日

ビジネス情報セミナー

第5回「ICOYAビジネス情報セミナー」
開催日時 2010年2月16日(火) 18:30~
開催場所 人財学院 セミナールーム
      大阪市淀川区西中島4-2-21ミツフ新御堂筋ビル5F

地下鉄御堂筋線 西中島南方駅①番出口 徒歩1分
受講料   無料(会員・会員の紹介) 30名限定

テーマ  第3部 再生企業に学ぶ「経営改善の着眼点」
問い合わせ先 ℡ 06-4950-9115 田中まで
(田中)

2010年01月25日

成功事例研究会(1/23)を実施しました

1月23日(土)午後
大阪府商工会館にて
11名の方々にご参加いただいて
第1回の成功事例研究会 
を行いました。

取材者の村上氏も
札幌から来てくれました。

今回の事例は
「粗利の高い下請け工事を捨てて、
家電販売に集中。
5年で顧客倍増、粗利1.25倍の
街の電気屋さん。」

経営戦略の各要因(商品・地域・客層・・・・・)
について
皆様と意見交換をいたしました。

ご参加いただいた方々に
あらためてお礼申し上げます。

2010年01月15日

金融円滑化法の進展

以下は、H22.1.15日本経済新聞の記事の抜粋です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
金融円滑化法 施行1ヶ月
返済相談 関西で広がる
零細企業や個人中心に 件数倍増も
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

記事にある、「信用金庫が機械部品メーカーからの
条件変更要請に対して将来の収益回復が見込めると
判断し毎月の返済額を減らすことで合意した」、
の意味は、

金融機関としては、
収益回復が見込める
→将来の借入金返済原資が見込める
のであれば

一定期間の返済額減額という形で企業の資金繰りを
支援して、
業績回復による将来の返済原資を確実なものに
するほうが得策
ということであります。

また、
記事にある、企業としても「いったん条件変更
すると、新規融資は難しくなるはず」であるのも、
現実的な問題です。
条件変更を要請するにも、
その前に新規融資の可否について、
金融機関と交渉して結論をもらっておくのが、
現実的な対応のひとつかとも思われます。
新規融資が無理であると結論を得た上で、
条件変更要請・・・という手順も重要かと思われます。

いずれにしても、中小零細企業が生き残るためには
いかにして、かつては強かった事業を、
再び収益力ある強いものにしていくかに、他なりません。
(千々波)

2010年01月07日

会社を潰さないために・・・

予測資金繰り表を作成して、お金の流れを把握していますか?

予測資金繰り表は、将来の資金の流れを予測すること。

今後、資金ショートの可能性はあるのか?
これを把握することが目的ですね。

しかし、多くの中小企業が、予測資金繰り表を作成していません。

お金が足りそうにないので、銀行に融資を申し込んでいるのが
実態です。もし融資を断られたら・・・。

少なくとも3ヵ月後、6ヶ月後の資金繰りを予測し
早め早めの資金繰り対策を打っておきたいものです。
(田中)

2009年12月28日

中小企業金融円滑化法の影響は?

中小企業や住宅ローン利用者の返済条件の変更などを
行いやすくする中小企業円滑化法が、成立しました。

最終的には、金融機関に条件変更(リスケジュール)への
積極的な対応が努力義務として課せられます。

金融機関には、条件変更(以下、リスケ)の実施状況についての
定期的な情報開示が義務づけられています。

この法案により、リスケの申し出が却下されることは
少なくなるでしょうが、リスケは金融機関が個別に判断するため
従来と大部分の対応は、あまり変わらないと思われます。
(田中)

2009年12月15日

成功事例研究会が1月23日(土)スタートします!

これまで準備を進めてまいりました
「成功事例研究会」が
1月にスタートいたします。

日時:
   平成22年1月23日(土)
   午後1:45~4:45
会場:
   大阪府商工会館7階704
内容:
   ①イントロダクション
   ・・・ランチェスター経営㈱竹田陽一氏の
   「竹田ビジネスモデル」の概要を
   簡単に説明します。
   ②成功事例研究
   ・・・「利益率の高い下請け工事を捨て、
   家電販売に集中。5年で顧客倍増、
   粗利1.25倍の街の電気屋さん。」
   ③金融機関交渉ワンポイント
   ・・・「リスケジュール」について

取扱う事例は、
第二会社方式等の外科手術的な手法による
「再生事例」ではありません。
小さな会社が、独特の方法で、経営努力、
経営改善を行うことにより、
業績向上につながった「成功事例」です。

社長の本来の仕事ではなく
付随的な仕事であるが、
避けては通れない「金融機関交渉」における
「リスケジュール」について、
ワンポイントアドバイスも行います。

詳細は、
事業再生.comのホームページの
トップページより
「成功事例研究会」をクリック願います。

2009年12月04日

経営改善計画書は具体的に・・・

経営改善計画書とは、今後業績をいかに改善し
アップさせていくかを示す書面です。

銀行に提出する経営改善計画書は、業績アップの根拠が
具体的に数字で示されて、実現可能性が高くなければ
銀行は絶対に信用しません。

経営改善計画書といえば、分厚いものを想像しがちですが
そんな分厚いものは要りません。

要は、売上を上げる手段、どのように利益を出して返済するのか、
等々盛り込んでおけば極端に言えば2、3枚で十分なのです。
(田中)

2009年11月30日

成功事例研究会(準備室)のご案内

 事業再生という言葉は、どちらかというと、
金融機関交渉・第二会社方式等の
手法による「外科手術」的なイメージがありますが、
外科手術により再生を果たせるか否かは、
まさに事業(一部の事業でも)が強いか否か、
収益力があるか否か、が大きなポイントです。

 昨今、かつては強かった事業が
弱体化している企業も少なくない状況であり、
再生のためには、
事業そのものを収益力ある
真に強いものに変えていかなければなりません。

 このような環境を踏まえて、
私どもチーム事業再生.comでは、
成功事例研究会を準備中です。
(HPをご参照ください
→ トップページから、「成功事例研究会」をクリック願います。  )

 諸々の準備を経て、なるべく早い時期に、
定期的に「成功事例研究会」を実施
していく計画です。

 その内容は、第二会社方式等の
外科手術による「再生事例」ではなく、
経営努力、中身の改善、経営戦略を中心とした
経営改善による「成功事例」研究会です。

 事業再生.comと提携関係にある
成功事例取材の専門家が
取材・製作した事例
(約20ページのレポートと5分くらいの
動画を盛り込んだCD)を使用します。

 あわせて、金融機関交渉の
ワンポイントアドバイスも織り交ぜる計画です。

実施時期:月1回土曜日の午後約3時間程度
会場  :
大阪市内の商工会議所他の公的機関の
会議室を使用する予定です。
参加費 :
5,000~6,000円程度/回 を予定しています。

当ブログをお読みいただいている読者の皆様が、
事業再生.comが実施を予定している
当成功事例研究会に興味をお持ちいただける場合は、
メールにてご意見を賜れば幸いです。 
(メール→ info@jigyousaisei.com )
・興味があり、日程次第・事例の概要次第では参加を検討したい。
・興味があるが、今すぐ参加は考えていない。 

(興味がある旨のメールをもって
「参加申込」として扱うことはありません。
あくまでも、当事例研究会スタートにあたり、
ご興味をいただく方がどれくらいいらっしゃるか等を
計りたいためにご意見賜りたいという趣旨です。

研究会実施日程等が決まりましたら、
ご意見頂戴した皆様にはあらためてご案内を
お送りいたします。)

*****************************
小さな会社の事業再生コンサルティング「事業再生.com」 
HPトップページ: 
http://www.jigyousaisei.com/ 
HP成功事例研究会(準備室): 
http://www.jigyousaisei.com/seikojirei.html
542-0081大阪市中央区南船場3-1-16日宝ラッキービル402
℡&fax 06-4950-9115
℡   06-6303-6115
*****************************

2009年11月19日

事業再生セミナー in大阪

テーマ
経営トップの決断に役立つ!
 再生企業に学ぶ「銀行交渉と生き残り戦術」
日時 平成21年12月2日(水)午後4時~午後6時
場所 大阪商工会議所 東成・生野支部 会議室 
℡ 06-6975-5662

内容
 1.銀行は中小企業をどのように見ているの?
 2.銀行との折衝の仕方、銀行からの要求の対処法。
 3.もし返済できなくなったら?
 4.倒産回避のための再生手法。
 5.会社で何か1つナンバーワンをつくる意義。

申込方法 
大阪商工会議所ホームページ⇒ 東成・生野支部
セミナー一覧から申込下さい。
(田中)

2009年11月13日

問題は貸し渋りではなく収益の低迷

以下は、11月13日付日本経済新聞の記事の一部抜粋です。
***************
経済教室
問題多い中小企業金融円滑化法案
本筋は企業収益向上

ポイント
・・・
・真の問題は貸し渋りではなく収益の低迷
・・・

多くの中小企業で資金繰りを悪化させているのは
事業不振なのである。
貸し出し条件の変更といった債務の再構築だけではなく、
事業の収益性の回復努力も必要なのである。
・・・
***************
国の、貸し渋り対策、企業・産業レベルの中小企業再生支援、
等はともかくとして、
事業再生は、
事業(あるいは一部の事業)が強くなければその成功は見込めません。
強い事業とは、
収益力がある事業、本業で営業利益を出していける、ことです。
かつては強かったものの現在は強くなくなった
(収益力が弱体化してしまった)事業を、再度強い、
収益力あるものに復活させていくことこそ、社長さんの本来の仕事です。
(千々波)

2009年11月12日

銀行ごとのリスケ交渉

リスケ交渉は、銀行ごとに対応が異なるので、
それに合わせて対応せざるを得ない。
よって銀行交渉にマニュアルなど存在しない。

取引銀行の一覧を見て、例えば、都銀A行は不良債権として
サービサーへ売却する銀行。ところが、ある地銀B銀行は
サービサーへなかなか売却しない銀行である。
等々銀行によって事情や方針等が違う。

また、融資の内容が、プロパーか、信用保証協会付きか、
ノンバンクの保証が付いたビジネスローンかによっても
対応は違ってくる。

よってリスケも銀行ごとの情報を集めて、交渉に行く。
返済が厳しいので、リスケお願いしますでは、
銀行に回収されてお仕舞いってことにもなりかねない。

また、リスケを認めてもらったら、その期間に必ず事業を
見直し、経営改善していただきたい。
(田中)

2009年11月05日

元気の出る!セミナー in 神戸

【開催日】11月19日(木)
【時間】14:00~15:30
【場所】神戸商工会議所 中央支部
(神戸市産業振興センター8階会議室)

【テーマ】再生企業に学ぶ!儲かる会社に変える実践手法とは
【内容】経営が行き詰ったときの対応事例
    銀行との折衝の仕方
    倒産回避の再生手法 他

【参加費】無料
【お問合せ】神戸商工会議所 中小企業振興部 ℡078-303-5810
(田中)

2009年11月02日

延命と再生は別

以下は、
21.9.24付日本経済新聞の記事
「延命と再生は別/経営改革こそ必要」
からの抜粋です。
****************
一度だめになった企業が再生する条件は何だろうか。
その企業が財務的に逼迫している場合、とりあえず資金が必要だ。
資金に詰まれば、将来への投資は言うまでもなく、日々の操業にも支障が出る。
・・・
だが延命と再生は全く別モノだ。
かつて倒産の瀬戸際にあった日産自動車は復活を果したが、
その背景にはカネだけではない「プラスα」があった。
・・・
ゴーン社長の経営改革こそ日産復活の原動力だった。
・・・
バブル崩壊後、銀行のつっかい棒でズルズルと延命する多重債務企業は「ゾンビ企業」と呼ばれた。
・・・
****************
●リスケジュール成功で安心しきってしまい、経営改善に取り組まない。
●第二会社方式等の「手法」、あるいはウルトラC的な銀行交渉、等にばかりこだわり、事業を強くしようという姿勢がない。
等の状況が続くと、それは単に「延命」であり、復活、再生するのは困難です。
特に、零細企業、小さな会社の場合は、大手企業以上に銀行のつっかい棒自体が限界があります。
(支援にも限界があるという意味です。)

○リスケジュール期間に真剣に経営改善に取り組む。
○儲かるしくみ作りを真剣に検討、具体化することにより、再生の手法、銀行交渉を効果あるものにする。
等の努力を継続することにより、真に「再生」が成功すると考えたいところです。

真の事業再生とは、本業の復活が大前提!
(千々波)

2009年10月24日

事業再生セミナー残席僅か!

多くの中小零細企業が、大幅な売上の減少、
いっそうの資金繰り難への危機感を募らせています。
この厳しい経営状況下で、資金繰りは経営の生命線であり、
常に頭を悩ますテーマです。

最近の金融動向、銀行との折衝の仕方、対処法を知り
自社の強みを見出し元気で儲かる会社に変える実践手法を
解説します。

また、経営の苦境を乗り越え生き残った再生企業の事例を
紹介し再生手法をわかりやすく解説いたします。

講演テーマ 再生事例に学ぶ!
       元気な会社に変える経営改善のポイント

1.日時 平成21年11月13日(金) 午後6時15分~午後8時15分

2.場所 大阪商工会議所 大正・浪速・西成支部 会議室
     大阪市浪速区湊町1-4-38 近鉄新難波ビル11階

3.内容
・銀行の最近の動向と変化
・銀行は中小企業をどのように見ているのか
・銀行との折衝の仕方、銀行からの要求の対処法
・もし返済ができなくなったら?
・倒産回避のための再生手法
・強みを活かす実践手法とは?

4.申込方法 
大阪商工会議所ホームページ⇒大正・浪速・西成支部の
セミナー一覧から申込下さい。

5.問合せ先 大阪商工会議所 大正・浪速・西成支部
℡ 06-6649-5252
(田中)

2009年10月21日

経営セミナー in 大阪のお知らせ

経営トップの決断に役立つ!
社長のための「資金管理の着眼点」

1.日時 平成21年10月22日(木)午後2時~午後4時

2.場所 大阪商工会議所 新淀川支部

3.内容 

・銀行は中小企業をどのように見ているの?
・銀行との折衝の仕方、銀行からの要求の対処法。
・もし返済できなくなったら?
・倒産回避のための再生手法。
・会社で何か1つナンバーワンをつくる意義。
(田中)

2009年08月28日

「元気の出る!セミナー'09]のご案内(9月29日;神戸商工会議所)

以下の内容でセミナー講師を務めます。

【日時】:H21.9.29(火) 14:00〜15:30
【会場】:神戸商工会議所 本部3階会議室
【テーマ】:元銀行・RCC債権回収担当者が語る!銀行交渉と生き残り策
〜ツボをとらえた銀行交渉で元気を取り戻せ!〜
【内容】:
●不良債権回収担当者の現場は?
●諦めてはいけない!「銀行交渉」
●事業再生手法は「魔法の杖」か?
●儲かる仕組み・元気な収益構造を奪還しよう!
●社長さんの会社にも必ずある圧倒的な「強さ・存在意義」!
●真の事業再生を成功させる為に!
【主催】:神戸商工会議所
******************
詳細は
神戸商工会議所HP→
サムライ神戸ネットワーク(関連サイト)→
元気の出るセミナー09
http://www.samurai-kobe.net/genki/index.html
をご参照ください。
(千々波)

2009年08月26日

営業利益を出せるのか?

営業利益というのは、粗利益から販管費を差し引いて算出される
本業の利益のことだ。多くの中小企業には借入金がある。

営業利益の段階で赤字だとすれば、社長さんは間違いなく頭を
悩ませているのであろう。そのままの状態が続けば、倒産だ!

リスケによって資金繰りを楽にしょうとしても、営業利益段階で
少なくても金利を払える利益が出ていなければ資金は不足する。

営業利益を出すというのは、企業を続けていくための最低条件である。

外科的、内科的再生の手法を使ったら、あとは借入金に頼ることなく
自力で生きていくことだ。
(田中)

2009年08月19日

9/17 事業再生セミナー(大阪)のお知らせ

大阪商工会議所中央支部にて、セミナーを開催致します!

テーマ 再生企業に学ぶ「経営改善の着眼点」
    〜こんな時どうする?明日からすぐに使えるノウハウを学ぶ〜

内容 1.銀行は中小企業をどのように見ているの?
    2.銀行との折衝の仕方、銀行からの要求の対処法。
    3.もし返済できなくなったら?
    4.倒産回避のための再生手法。
    5.会社で何か1つナンバーワンをつくる意義。

日時 平成21年9月17日(木) 午後3時〜午後5時
場所 大阪商工会議所 中央支部 会議室
主催 大阪商工会議所 中央支部

申込方法 大阪商工会議所 中央支部 ホームページから申込できます。
(田中)

2009年08月18日

リスケでホッとするな!

「リスケ(条件変更)なら、自分でやっているよ」という
社長さんも多いでしょう。

社長自身で銀行と交渉し、例えばそれまでは毎月2,000千円の
返済をしていた借入金を、向こう半年間200千円に減額してもらう
といった方法である。

リスケを申し出したら、どうせ新規融資は受けられないのだから
できるだけ返済額を低く抑えるのがコツである。
毎月2,000千円を返済しているのなら、50千円くらいにしてもらう
とか、場合によっては、金利だけにしてもらうことも・・・。
期間も半年ではなく、1年とか長いほうがいい。

このような交渉をすると、社長さんとしては、資金繰りが楽になる。
資金繰りが楽になると、ホッとしてしまい肝心な経営改善を後回しにして
ズルズルと追い込まれてしまう。リスケは、再生のスタートに過ぎない。
(田中)

2009年08月17日

リスケ中の新規融資?

リスケジュール中に新規融資をうけることは、相当に困難です。
既存行はもちろん、新規行でも同様に困難です。

●新規行に融資申込すると、必ず
「既存行からなぜ借りないのですか?既存行の返済状況はどんな状況ですか?」と聞かれます。
ここで、質問に対して「既存行はリスケ中です。」と言わないわけにはいきません。
基本的に、「既存行には約定どおり返済しております。」とウソをついてまで、虚偽の資料を提示して新規行から借入しようとする発想は、絶対に改めなければなりません。
ウソをつくとそのウソを繕うためにまた次のウソ、次のウソ、・・・いずれつじつまが合わなくなります。融資した後他行のリスケを知った新規行にとっては、「事実と異なる情報・資料を出して融資を引き出した!」と烈火のごとく怒り、信頼関係は完全になくなります。即刻返済を迫り、極端な場合は詐欺的行為であるとして裁判沙汰に至ります。

●既存行がリスケ中の先に、なぜ融資をしないのか?
銀行にとってリスケ中の先について、その貸出債権を「貸出条件緩和債権」として一種の不良債権として扱います。
債務者区分は、不良債権先である「要管理先」となります。
要管理先の引当金の引当率が要注意先と比べ急増することもあり、不良債権先には融資はできないのです。
昨年秋の金融庁検査マニュアル(中小企業編)の改訂で、『リスケ中であっても、金融機関の支援前提で、実現可能性が高い経営改善計画があり・・・・先の場合は、債務者区分を要注意先から要管理先に落とさないでよい。』等の指導も見られますが、筆者は、リスケ中の中小零細企業が金融機関から新規融資を受けたケースは1件も知りません。

●ただ、一部の機関では、リスケ中であっても、手形割引・売掛金担保融資等に限って、銘柄や得意先数次第で融資の可能性があるところもあるようです(もちろん審査はあります)。
(千々波)

2009年07月29日

セミナーも夏休み

書中お見舞い申し上げます。
メルマガ、ブログ等の発信の他、
セミナーにおいても今年に入ってほぼ毎月セミナー講師を行ってきておりますが、
( →HP「セミナー講演実績」ご参照
 http://www.jigyousaisei.com/kouenn_jisseki.html )
さすがに夏休みとなる8月のセミナー予定は現状ありません。
9月にはまた別途セミナーを予定しております。

セミナーの内容についてはこの1年数ヶ月の間で少しずつ修正を重ねており、
最近では核となる「金融機関交渉・債務者の自己防衛」等に加えて、
「本業への注力・収益力奪還の為の絞込み」、「本業の復活により真の事業再生を図る!」等を加味した内容となっております。
(千々波)

2009年07月27日

バルクセール

金融機関が不良債権をサービサー等にまとめて売ることを
バルクセールといいます。

金融機関は、昨今の倒産の増加でたくさんの不良債権を抱えて
います。1社ずつ処理していたのでは、いつ終了するのか・・・
わかりません。

ポンカス債権と言われるただ同然の債権は、なかなか買い手が
付きません。ただでもそんな会社の債権はいらない!と買い手が
つかない案件もたくさんあります。

正月の福袋と同じように、まとめて詰め込んでいくらという売り方で
売却するのです。
中には高い値段の付く債権もあり、ただ同然の債権もあります。
ただ同然という事は、低い金額で和解ができるチャンス!
たくさん債権放棄が受けられる!と思ってプラスに考えましょう。
(田中)

2009年07月22日

銀行の返済を止めると・・・?

「銀行の返済をやむなく止めるとどうなるの?」という
疑問を持つ経営者の方もいらっしゃるかと思います。

返済を止めると、銀行の担当者から「今後、新規の融資が受けられませんよ!」
「遅延損害金が14%以上かかりますよ!」などと言われることもあります。

しかし、返済をストップしたからといって、すぐに事故扱いになる訳では
ありません。

約3ヶ月間は、延滞債権となり、銀行から「返済して下さい!」と厳しく
言われます。少なくともこの時期に、多くの場合、担保不動産を競売に
かけるといったことはありません。

そして、3ヶ月が過ぎて事故扱いとなっても自宅に取り立てに来るという
こともありません。
実務上、各銀行によって対応が異なることに注意して下さい。
(田中)

2009年07月08日

税金や社会保険料を滞納すると・・・

税務署や社会保険事務所などは、催促状を出して
一週間経ったら資産を差し押さえすることができます。

ちなみに、税務署の差し押さえの対象となるものは、
以下の通りです。
・不動産
・預金、現金
・売掛金、保証金・敷金等
・動産(車、宝石、骨董品等)

資金繰りの厳しい会社は、納めるべき消費税を運転資金へ
回したり、銀行への返済に回したりしています。

差し押さえされると、再生スキームの組み立ても変わってきますし、
信用問題にもなるので税金等は最優先して納めるようして下さい。
(田中)

2009年06月29日

安売りは善か悪か

以下は、21.6.29付日本経済新聞の記事
「経営の視点 安売りは善か悪か 『最後の手段』安易に頼るな」
からの抜粋です。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
・・・・・・・・・・・
経営学の世界では値引きは「最後の手段」と考えることがある。
値下げによる商品価値の毀損を防ぐため、
企業は公告や陳列、接客などに知恵を絞る。
そこから価格競争に巻き込まれにくい新しい商品が生まれることがある。・・・・・・・・・
消費低迷で値引きが「最初の手段」になってしまった。
値引きは善が悪か。・・・・・・・・
人口減と所得低迷から逃れられない今、
薄利多売のモデルは通用しない。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
売上激減に歯止めがかからず、
営業赤字・営業収支の相当の悪化の状態が続く中小零細企業としては、
やむなく価格を下げて売上維持増加を図ろうとするケースもあります。
社長さんとしては、
採算を度外視した低価格は自身の首を締めると本能的に分かっていても、
資金繰り等の当面の急場をしのぐための応急措置として考えることもあろうかと思われます。
しかし、応急措置がいつの間にか恒常的なものとなり、
負のスパイラルに陥るリスクがあります。
もちろん、業種・業態・あるいは他の個別事情等により一概には安売りが悪だとはいえませんが、
価格を下げる以外に他の方法は本当にありませんか?
社長さんの会社は、「価格が安い」以外に強いものはありませんか?
何か競合他社他店と比べ圧倒的に強いものがあるはずです。
「価格が安い」以外の何か「ダントツ1番」があるはずです。
だからこれまで生き残ってきたのです。
商品サービス・販売エリア・客層・売り方、等の絞り込みによって、活路を開けないものでしょうか?
(千々波)

2009年06月26日

経営セミナー(大阪)のお知らせ

以下の内容で、
高槻商工会議所にて、セミナーを開催致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
テーマ
元銀行債権回収担当者が語る!銀行交渉術と生き残り策
・不良債権回収担当者の現場は?
・金融機関の債権保全と債務者の自己防衛とは?
・銀行から提出を求められた資料はどう作る?
・重い借入金負担にどう取り組むか?
・事業再生を成功させる為に!
・薄れ掛けた存在意義の奪還は至上命題!等

日時:平成21年7月22日(水)午後6時〜8時
場所:高槻商工会議所
主催:高槻商工会議所中小企業相談所

テーマ
再生事例に学ぶ!儲かる会社に変える実践手法とは
・経営が行き詰ったときの対応事例
・現在の融資の現場は?
・銀行との折衝の仕方、銀行からの要求への対処法
・会社で何か1つ一番をつくり、強みを活かす実践手法 等

日時:平成21年7月27日(月)午後6時〜8時
場所:高槻商工会議所
主催:高槻商工会議所中小企業相談所

※申し込みは、高槻商工会議所ホームページ→講演会・講習会
→No5 中小企業経営セミナー→申し込みから7月13日(月)迄に
お申し込み下さい。

2009年06月17日

資金繰り表に一工夫

 資金繰り表は作る為に作る必要はありません。
使わないのに作る必要はありません。
使う為に作るのです。
 資金繰り表には、資金繰り実績表と資金繰り予定表があります。
どちらも大事ですが、実績の延長線である予定表がより重要です。
 一つは、社長さんの今後数ヶ月間の資金繰り特に支払予定をよく把握しておくことで、
早めに資金不足に対する手を打てます。
 もう一つは、リスケジュール等の要請をする際は、
特に銀行から資金繰り予定表の提示を求められます。

資金繰り表自体はその仕組みは単純です。
当月初の現預金
+当月中の現金収入
ー当月中の現金支払
=当月末の現預金(来月初の現預金)

これを一工夫すると、
当月初の現預金
+本業の収支(本業の収入ー本業の支出)・・・経常収支
+対銀行の収支(新規借入—返済)     ・・・財務収支
=当月末の現預金

銀行にリスケジュール要請する際も、銀行に対してこの資金繰り表で
「当面の見通しとして、本業の収支で生み出す毎月○○万円の資金で、
毎月□□万円の返済を続けると、いずれ資金が底を尽きます。
一定期間元本返済を猶予いただけませんか?」
とお願いすれば、銀行も状況はよく理解できます。
 もちろんリスケ要請に応じるかどうかは銀行の判断事となりますが、
単に口で「資金繰りが厳しい」といっても、
銀行はどこがどの程度厳しいのか分かりません。
 HP「お役立ち資料各種」にも、資金繰り表の例を掲載しておりますのでご覧ください。
(千々波)

2009年06月12日

事業再生セミナー(大阪)を開催致します

以下の内容で、
大阪商工会議所にて、セミナーを開催致します。
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
テーマ 元銀行回収担当者が語る!銀行交渉術セミナー

内容
○銀行の最近の動向と変化
○銀行は中小企業をどのように見ているの?
○今後の融資対応策
○もし返済できなくなったら?
○倒産回避の再生手法

日時:平成21年6月23日(火)午後6時30分〜午後8時30分
場所:大阪商工会議所 天王寺・阿倍野支部 会議室
主催:大阪商工会議所 天王寺・阿倍野支部
(田中)

 

Copyright c 2007 事業再生.com All Rights Reserved Powered by geniusweb